2017年8月21日月曜日

ハノイの水は硬水で気をつけていただくこと。


水に含まれるカルシウムやミネラルの量が多く含まれるほど硬水となります。

日本の水道水の硬度は地域によって違いますが、平均30~70mg/リットル。

対してベトナムは

ハノイ 120mg/リットル
ホーチミン 40mg/リットル

*参考 世界の水の高度|uki☆uki☆せっけんライフ
http://sekken-life.com/life/sekainokoudo.htm

となっており、ホーチミンは軟水ですがハノイは日本と比べるとだいぶ硬水となっております。

硬水ですと、シャンプーの際に泡立ちにくく、髪がガサガサになりやすいため、気になる方はケア用品をお持ちすることをお勧めします。

ホテル呉竹荘トーニュム84では、サービスコーナーで使い切りのコンディショナーを販売しております。


ペットボトルの水も硬水が多いです。

ミネラルが多いのた硬水のため、健康に良いイメージなので調べてみると、メリットとしては、

1.代謝が促進される
2.脂肪の吸収を抑制する
3.便秘が改善される

というのがあるようです。

デメリットもあるようで、日本人は軟水に慣れているため、急に硬水を飲むと

1.急に硬水を飲むとマグネシウムの作用で胃腸に負担がかかる可能性がある。
2.マグネシウムには胃腸を刺激して活性化するため、便秘が改善される一方、便を柔らかくする作用があり下痢になりやすい。
3.味が違うので飲みにくく、美味しくないと感じる人もいる

ベトナムで有名な軟水のミネラルウォーターは、ネスレのローカルブランドである「ラビエ(LaVie)」とサントリーペプシコの「アクアフィーナ(AQUAFINA)」です。

※ラビエ(LaVie)は軟水のミネラルウォーターと書きましたが、ボトルに記載はありませんが、硬度は90mg/リットルくらいのようです。軟水か硬水かの境は120mg/リットルなので、軟水に入りますが、日本の水道水の硬度が30~70mg/リットルが多いことから、多くの日本人にとってはやや硬質です。(2017年9月4日追記)

硬水のミネラルウォーターは日本ではエビアンが有名で、こちらはだいぶ硬水で300mg/リットルです。

世界の水の高度の表を見ていると、「水が固くて肌が痛むので数日に1度しかシャワーを浴びない」と言われるフランスのパリは280mg/リットル、アメリカでもラスベガスが300や400で、スペインのマジョルカに至っては500とかなりの硬さです。

水が硬質か軟質かの境界は120mg/リットルだそうで、ハノイはちょうど120mg/リットルなのでぎりぎり硬水で、世界のかなりの硬水の地域から比べたら大した硬水ではありませんが、体に合わない場合は本当に合わないと思いますので、気をつけるに越したことはないと思います。